咲くとか咲かないとか、、
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4月の半ばころから「サツキ」と呼ばれる品種に始まり
母の日頃に需要が高まり
6月の半ばころまで出荷が続くシャクヤク。
ピオニーという名のフレグランスがあるくらい香りがあり
品種改良がすすみ人気が高まっているシャクヤクですが、
ツボミすぎると咲かないし
咲きはじめると一気に開花が進むので
お客さまにとって
ちょうどよいというのが
生産者さんも市場も花店も気をもむお花でもあります。
お客さまにとって咲かなくてもすぐに散ってもがっかりでしょうから
咲いていく姿から咲き切って見事に散る過程を楽しんでもらえるような仕入れをするのが
花屋の腕の見せ所です!
とは言え、自然が相手のことですから思うようにならないのが
もどかしいところでもあります^^;
固めのツボミ対策として
ツボミを覆う蜜を拭いたり洗い流す
ということがずいぶん認知されてきましたが
そのシャクヤクのツボミの蜜のちょっといい話を聞きました^^
花が蜜を出すのは当たり前のことですが、
ちょっとまってください。。
花の蜜といえば咲いてから出るものですよね。
ではシャクヤクはなぜツボミの状態で蜜が出るのか。
という話になりますよね。
それはなぜなのか。。
シャクヤクのツボミは全体のてっぺんにあってむき出しになっていますよね。
ツボミを狙う害虫の標的になることを避けるため
シャクヤクのツボミには蜜腺があってそこから蜜を出すことで
蟻を集めて害虫から身を守っているそうです。
さらに開花に合わせてこの蜜腺は本来の蜜腺に変化していくと言われているそうです。
植物が生きていくために
こうした変化をしながら適応していることを
あらためて感じた話でした!
【お花のすすめ】
ありがとう、おめでとう、元気をだして
そんな気持ちをブーケやフラワーアレンジメントにのせて贈りませんか?
お花たちはあなたの気持ちを伝えるキューピットになってくれるはずです^^