6月2日は、、
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6(ロ)0(オ)2(ズ)の語呂合わせで、
ロオズつまりローズの日ということで、
バラの日です。
あまり耳なじみがない方も多いかと思います。
実は、私も、、
今年になって知りました。。 笑
それもそのはず?日本記念日協会より認定&制定されたのは、
2017年ということで、かなり若い記念日のようです。
関東以西では、お庭などのバラの最盛期は5月ですので、
ちょっと惜しい感じがありますが、
東北地方や北海道、高冷地では今やこれからがシーズンではないでしょうか。
花屋にもそのようなエリアからの出荷が多くなってきます。
ローズの日をきっかけに、バラを楽しむ方が増えてほしいものですが、
この時期は、バラが傷みやすいときでもあるのです。
バラを手にしたことがある方は経験されたことがあるかもしれませんが、
花びらの一部が茶色く変色したり、花びらがとろけるように傷んでしまったり、
首のところから崩れてしまうといった現象が起きやすい時期なのです。
この原因は業界では「ボト」と言われる「ボトリチス菌」という、
空気中に存在するカビです。
空気中に漂っているため、完全に防ぐことはむずかしく、
生産者さんは極力ハウス内などをクリーンにし、
湿度が100%の状態が長く続くと発生するため、湿度をコントロールして
対策されているそうです。
日本では低温輸送のシステムが確立していないため、
トラックのコンテナ内や市場、花屋に持ってくる段階で、
箱の中で一時的に湿度が上がってしまうことが起きてしまいます。
特に花弁のやわらかい品種は、梱包や輸送の際にどうしても傷がついてしまい、
そこにボトリチスが付着し、
湿度によって傷みが発生してしまうことが多くなってしまいます。
生産者さんが病気のものを出荷したというわけではないのです。
生産者さんからお客様のもとにお届けするまでに、極力湿度が上がらない努力をするのが、
花屋の努めです。
それでも空気中に漂う菌ですので、
流通の段階でどうしても防ぎきれないものであるということも
みなさまに知っておいていただけるとありがたく、
今回記させてもらいました。

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