秘めたエネルギー
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SNSで「ツボミはどうして蕾と書くのだろう」というふとした疑問を見かけました。
自分でもたしかに不思議に思い調べてみました。
そもそも雷という字の成り立ちからの話となります。
雷の「田」というのは田畑の「田」ではなく
畾(ライ)=ゴロゴロと積み重なったようすをあらわす
が簡略化されたものだそうです。
本来は「靁」ということです。
畾はカミナリのゴロゴロという音を表しているのですね。
ではなぜ畾がゴロゴロという音をあらわしているのか。。
ラーメンの丼でおなじみのこちらの文様。
雷文(いかづちもん)と呼ばれ
いにしえの中国では
陰と陽のエネルギーの移動である雷のようすを
四角い渦巻きをぐるぐると描くことで表現したようです。
この文様が簡略化され「田」の字となり
三つ重ねることで畾=雷文ということになったことから
ゴロゴロにつながっていくのでしょう。
ここで蕾という字に戻りますと、、
ツボミはこれから開く花びら重なりあったものであり
畾のあらわす積み重なったようすにつながります。
また、
どんなに固く折り重ねられたツボミでも
機が熟せばほころんで花が咲きます。
これは季節の力を進める莫大なパワーであり
冬から春へと陰と陽が回転し
位置を移そうというエネルギーでもあることから
「靁」という字の持つ陰と陽のエネルギーの移動のようすを
ツボミというものが持つ秘めたエネルギーに重ねあわせ
「蕾」という文字にたどりついた
昔の人の感覚に驚きを感じたのでした。
諸説あるかと思いますが
わたし的にはこの説がしっくりきた言われでした^^

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